グルテン禁断症状とジャズへの魅惑
メキシコ記事更新のお知らせです。
All Aboutまとめ記事「ところ変わればピザも変わる。世界のユニークなピザ大集合」更新。メキシコのオアハカの郷土料理、Tlayudaをまとめにぶっ込みました(正確にはピザじゃないですが)。
実は今、夫婦で小麦粉断ちをしているのですが(ピザデブなので)、ピザもケーキもパスタも食べられないなんて!!と思ってたんですけど、メキシコにいたら、トルティージャがあるので、意外と苦痛じゃないですね。
同記事で紹介したトラユダは、トウモロコシベースの生地なので、見た目がピザですが、罪悪感なく食べられます。
そして小麦粉といえば、パンですが、TABIZINEでメキシコのパンの記事が更新されています。
メキシコのパンは、日本のオシャレパンに比べたら味も見た目もイマイチですが、昭和の味がして、なんとも憎めないのです。
こんなに小麦粉系の記事を書いているっつーのは、いわゆるひとつの小麦禁断症状でしょうか?
さて、メキシコはバケーション期間のセマナ・サンタ(聖週間)で、多くの人たちが旅行へいっています。我が家は金も時間もないうえに、出不精なので、どこへも出かけずに、のんびり過ごしておりました。
久しぶりに家でチラキレスを作ってみたりしました。手前味噌ながら、とてもうまかった.....(遠い目)。ここで使ったサルサ・ベルデの作り方はこちらの記事を参考に!
この時期は、いつもカオスな街も人が少なく、渋滞もなく、心地よく過ごせます。
でも、せっかくだから、ちょっと出かけたり、飲みにいったりしようよ.....ということになり、友人たちと現在開催中のフェスティバル・デ・セントロ・イストリコのジャズのコンサートへ行ってきました。
フェスティバル・デ・セントロ・イストリコはメキシコシティ政府の文化部門が運営するフェスティバル。数年前に比べたら、プログラムに活気がなくなってしまったのは、政府が文化予算を削減したからに違いありません。毎年日本からノイズや実験音楽のアーティストを呼んでいた奇跡的なプログラム、「Aural」(昔はradarという名前で行っていた)もなくなり、実験アニメのプログラム、「Animasivo」もなくなってしまいました(2つのプログラムはメキシコシティ政府から離れ、インディペンディエントでやっていくようです)。
さて、昨日行ったコンサートはUKのジュリアン・ジョゼフ・トリオ。
私はジャズにまったく明るくないので、知らなかったのですが、ジュリアンさんは、ユーロジャズ界では名の知れたピアニストらしい。
会場は元UNAMの薬学部の校舎だったところを改修したミュージアムのホールでした。
肝心のジュリアンさんよりも、ドラマーのキレキレで優雅なプレイが断然素晴らしかったなあ。
夫は、退屈したらしく、眠いとずっと言ってたり、そのへんに飛んでいた蚊を殺したりしてました(だから極力一緒にコンサートとか行きたくないのよ)。
でも、これに感化され、ジャズをもっと聴きたい欲が高まった。
日本にいたときに観たオマール・ソーサのライヴを懐かしく思ったなあ。
まったく毛色が違うけど、オマール・ソーサは本当に好きなピアニストです。
日本でもCDが発売され、来日公演も毎年のように行っています。
ちなみにセントロ・イストリコは、今日のマリのシンガー、ギタリストのFatoumata Diawaraのライヴのほうがいい気がする。
今日のコンサートの詳細↓
http://festival.org.mx/site/ch_perfiles/fatoumata-diawara/
もしお時間ある方、ぜひ行ってみてください。
さて、今週末もかなり楽しみなジャズイヴェントArsFuturaがメキシコシティで開催されます。
エリック・トラファズと、昨年来日公演も果たしたメキシコ出身MURCOFが再びタッグを組むそう。2009年以来の共演なので、楽しみです。
↑かつて、ブルーノートからリリースされた、エリック・トラファズとMURCOFの共演アルバム『MEXICO』
Medeski Martin & Woodのジョン・メデスキなど他の出演者も気になる。ジャズ+電子音好きな人は必見の野外イヴェントです。