メキシコのゆく年くる年は疲れる
明けましておめでとうございます。
今年も無事に正月を迎えられたことに感謝します。
貧乏暇なしなので、大晦日も正月も働いていました。でも元旦から日本酒は飲んでやったぞ!ふだんはまったく縁がない、ハイアット・リージェンシーの日本料理店で、毎年正月に樽酒を太っ腹にも配っているので、ちょっくら飲みに行ったのでした(さすがに酒だけ飲むのではなく食事も注文しましたよっ!)。
メキシコの元旦は閉まっている店が多いのですが、ホテル内のレストランは営業しているので、正月中に旅行している方にとっては便利ですね。ぜひ実践してみてください!......と、意地汚さをTIPS提供でさりげなく紛らわそうという魂胆です。
さて、みんなによく聞かれるメキシコの年越しについて紹介します。
大晦日は、日付が変わるときの鐘が12回鳴っている間にブドウを12粒食べて願いごとをしなくてはなりません。
その後に空の旅行鞄を持って家の周りをぐるっと走る風習があるのですが、
(今年旅行に行けるようにという願掛け)いつも寒いし、面倒なので行ってませんでした。
でもふと、思い立って、その様子の写真を撮りにいったら、皆丘の上まで走っていった後で、すっかり姿が見えない。
しかも近所の人たちの多くが外に出て走っていたのでビックリしました。
走りに真剣さが感じられます。駅伝かよ!
皆本気で走ってるせいで、写真もブレブレだ。ビデオを撮れば良かったです。
この近所のお姐さんは私たちの姿を見て「あけおめ!」と告げてヒール姿で走っていました。なんでヒールでオシャレしてるかっつーと、正月には新品の服を着て縁起を担がないといけないらしいです。
そして、走った後は、家族ひとりづつが昨年の反省と新年の抱負をいって乾杯し、最後に家族全員とハグしあうのでした。感極まって泣く人もいます。
うちの夫の実家周辺はバリオ(下町)なので、このようなメキシコの大衆的な風習が生きています。
かなり忙しい正月であり、これはこれで、良いものですが、今年も「やっぱり雑煮が食べたいなあ」と、思うのでした。
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