ドキッ!クンビアだらけのメキシコの結婚式
アルテス電子版に3回に渡って連載の『クアトロ・ミニマル メキシコ・ツアー・レポート』の最終回が更新されました。
メキシコ、ゲレロ州で、教育者目指していた43学生が襲撃された後、消された事件が未解決のまま、昨日で7ヶ月が経過。世の無関心に対して、表現によってできることとは?彼らのインタビューを、ぜひお読みください!
私たち夫婦は、車で新婦を教会へ連れて行く役目があったので、新婦のいる披露宴会場へ早めに到着しました。
↑披露宴会場の準備の合間にウエディングドレスの着付けをしている様子
披露宴会場から教会へと向かいましたが、車に着けられた特大リボン….
前が見えなくて、アブねえぜ!ヒヤヒヤしながらも教会へ到着して、ミサが開始。
よく、メキシコの人たちから、日本ではどうやって結婚式するのかをきかれるのですが、
「日本では偽のチャペルで偽の外人神父が結婚式を進行させるんだぜ」、というと、みんな驚愕しています。そう考えると日本って変な習慣を持つ国だよな......。
ミサを終え、披露宴会場に戻りました。
会場は、古い荘園を改修しためちゃくちゃ素敵な場所で、ちょっと気取った感じ。
ようやくバンドも状況を理解したようで、
ソノラ・ディナミータのこの曲や▼
セレーナのこの曲▼
といったようなクンビアを演奏しはじめて、盛り上がりは最高潮に。
ちなみに、メキシコでは、失恋や浮気を扱った曲を結婚式で歌うことには抵抗がないようです。とにかく、楽しけりゃ〜、踊れりゃ〜ええのです。
やっぱ、メキシコの結婚式はこうじゃなければ!
セレーナはチカーナでスペイン語が話せなかったのですが、クンビアやラテンポップスをスペイン語で歌い、米国のチカーノ、ラティーノたちだけでなく、メキシコで絶大な人気を誇っていることに驚かされます。
ジェニファー・ロペス主演のセレーナの伝記映画『セレーナ』▼
退屈なスピーチも一切なしで、とにかく呑んで踊りまくるメキシコの結婚式は、最後までクンビアまみれでした。
そんな濃い音楽が日本でも楽しめそうなイヴェントのご案内です。
Inter FMの人気ラジオ番組『Sueño del Barrio 』の選曲も行う、ミュージックキャンプの宮田信さんがDJ参加の『シンコ・デ・マヨ』パーティが、5月4日に東京・代官山「山羊に、聞く?」で開催。Taqueria ABE FUSAIの絶品、タコスも登場するとか!
ゴールデンウィークの東京に、LAやメキシコのバリオの空気を届けてくれることでしょう。
詳細はFacebookのイヴェントページをご覧ください。
ぜひご参加を~!
過去に書いたメキシコの結婚式の記事です▼